「この会社でやりたいことは何?」の実態考

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こんにちは。台東区寿のキャリアコンサルタント兼社労士兼セラピストの松澤晋平です。
毎年恒例、都内大学のキャリアセンター業務の任期ももうすぐ満了なシーズンになりました。
例年の繁忙期要員なので、自分自身の就活支援は一つ区切りを迎えますが、就活学生にとっては最終面接がだいぶ増えた、この時期の離任なので、一考察を置いていきます。

「貴方が弊社でしたいこと」は目先の企画のことじゃないんだぜ

ESや面接で、まあまあ良く聞かれる、企業からの質問「弊社で貴方がしたいことは何ですか?」については能く、学生からどう答えればよいのかと相談を受けました。

だいたい学生は説明会で聞いた楽しそうなイベント企画のようなことを、答えとして用意してきます。そういう回答に対して、「それをやってどんな影響があるのか?」という返しに回答を詰まらせるのが定番のように感じます。

この質問の回答は「思い付きの企画を提案するものではない」のだと認識しています。

思い付きの提案から話し始めてもいいと思いますが、自身の真の目標は何であって、その提案は自己実現に近づけるのか、ということと、自己実現に近づいた結果、当該企業はどういう評価を受けるのかまでが考えられていて、1セットではないかと考えています。

当該企業がどういう評価を受けるのか、という考え方が難しいなら、当該企業をどう呼ばせたいかという考え方でもよいかもしれません。

「当該企業をどう呼ばせたいか」はまさに「この会社でしたいこと」ではないかという考えです。

学生が思いつく現場の企画の大半は、誰かが思いついていて実行済みか、やらんでもわかるくらいな没企画だと思います。

社労士 台東区
後者はまさにこれ

目先の仕事の企画なんぞは働いていればなんか思いつくし、1~2個思いついた会社説明会ベースのアイデアを練り上げた時間で、その何倍も多くのアイデアが出ます。

ただその何倍も浮かぶアイデアの根底には、「当該企業をどう呼ばせたいか」というコンセプトあってのことだと考えています。そんなわけで面接などの前には「当該企業をどう呼ばせたいか」ということを考えるのに時間を使ってください、ということを自分が関与した学生にはお話ししました。

それが思いつく会社を探すのに時間をかけられると尚良しです。

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松澤社会保険労務士/キャリアコンサルタント事務所
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