キャリアコンサルタント
こんにちは。台東区寿のセラピスト兼キャリアコンサルタント兼社労士の松澤晋平です。
前回は就活中の学生からよく聞かれる「この欄に書く文章はこれでいいですか?」という質問に対しての返答と考え方の話でした。
今回はエントリーシート(以下ES)でよくある問いに対するアプローチの話です。
これを執筆しているのは令和元年5月のゴールデンウィーク明けなんですが、令和2年3月卒予定の学生たちは、おおむね大手企業かつ第一志望群向けのESの提出時期を終え面接シーズンに突入しているといった感じです。
もちろん、これからESの提出という学生もいますが、大半は記述内容のチェックがメインといったところでしょうか。
割とESの内容もこなれてきた感を感じつつ、その一方でどの企業にも共通して言えそうな内容でまとめてきたなと思うものもよく見かけます。
個人的な考えからすると、「自己PR」や「学生時代に頑張ったこと」に関しては、完成形まで持って行けば使いまわしでも、まあいいんじゃないかと思っています。
ただ、志望動機の使いまわしはどうかなと思っています。というのも会社も法”人”なので、”人”として接するべきじゃないかなと思うからです。同じようなことをしている会社であってもそれぞれにパーソナリティが存在しており、その人(会社)のコミュニティに入っていく以上パーソナリティへの理解というのが重要だと考えています。
となるとここでいうパーソナリティとは何か?ということで、ここからが本題です。
企業におけるパーソナリティは何かというと「企業理念」がそれに相当します。志望動機にはぜひこの要素を入れてほしいわけです。ただ、それは「貴社の理念に共感し…」とだけ入れれば事足りるかというとそういうわけでもなく、以下のようなものを表現する必要があると考えています。
- 企業が属する業界を志望した理由
- 企業理念に対する自分自身の解釈
- 企業理念に寄り添っている自分自身の仕事に対する姿勢
まあなかなか、組織を人とみなして考えるというのはなかなか難しいので、僕は学生に対して異性(人によっては同性かもですが)と付き合うまで~付き合い始めの時期の話(要は恋愛話)を例にします。
- 企業が属する業界を志望した理由→異性のタイプ
容姿だったり趣味嗜好だったり、それでくくれる群れが成立するものです。これは企業でいえば取り扱い商材や事業分野に相当するといえます。
ご相談いつでも承っています。
松澤社会保険労務士/キャリアコンサルタント事務所
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